2018年1月7日日曜日

警察官 VS 自衛官(予備) 秋葉原の小競り合い


 
「今日は出張先の岩手に戻る日だ! その前にアキバでマウスを買うぞ! 出来ればワイヤレスのやつ!」


 
警官A(初老)「こんばんわ」
 
「あ?」
 
警A「ごめんねー、ちょっと荷物見せてもらっていいかな?」
警B(若者)「そうそう、みんなにやってることだから」
 
(二人一組(ツーマンセル)か、従ったほうが得策だな)
「いいですよ」
 
警B「どこで見せてもらいましょうか?」
警A「ちょっと脇に避けてもらおう」
 
とゆうことで、メイン通りの路上で荷物公開ショー開始。
 
警A「身分証明書は?」
「免許証でよければ」
警A「リュック見てもいいかな?」
「どうぞ」
警A「何かアブナイモノ持ってないかな?」
「あー そういえばVICTORINOXのナイフが入ってますね」
警A(態度硬化)「どのぐらいの?」
「人だし指ぐらいの」
 
結果、VICTORINOXのナイフは見つからないものの、無くしたと思っていた折りたたみナイフを釣り用具入れの中から発見。
 
警A「うわー だめだよー。(どっかから小学校で使うような竹の物差しを出して)7センチか。軽犯罪法違反だね」
 
警官B、その間無線でどこかに連絡中。
 
警A「もうちょっと見せてもらっていい?」
 
リュックについた迷彩柄のポーチ(正確には64式小銃の弾入れ)を見て「あれ、自衛官?」
 
「一応予備部隊に所属しています」
 
警A「とゆうことは、訓練を受けたことがあるわけか」
 
「今でも受けていますよ」
 
警A「へえー、震災の時は出動した?」
「そのときは。訓練生でした」
 
警官は、同じ公務員を見るとちょっとだけ態度を軟化させるぞ! あくまでちょっとだけ、だけど。
 
警A「ああ、リュックの中のカモメの玉子(お菓子)潰れちゃってる」
「いえ、大丈夫です」
警A「でもこれ 、岩手の名物でしょ? なんで岩手に帰るのに持ってるの?」
「お正月に家で食べようと持ってきてそのまま食べ損ねて、また持っていってる途中です」
 
俺はいったい、正月のアキバの路上で何をしてるんだ?
 
警A「ところでお兄さん、このナイフ、名前なんていうの?」
 いや、名前を聞かれても。
警B「折りたたみナイフ、でいいんじゃないかな?」

どうやら、触法ものかそうでないかを判断するのに、ナイフの種類を特定して報告しなければいけないらしい。
 
「じゃあ、軽犯罪法に違反しないナイフ、で」
警A「それは・・・ ちょっとダメかなぁ」
 
何がダメなんだ。
 
警A「他に危ないものないか調べていい?」
「どうぞ」
警A「岩手にはいつ戻るの?」
「今日、浜松町からバスで帰り…戻ります」
警A「何時?」
「10時です」
警A「もし万世橋(まんせいばし)署に同行ってことになったら、バスは諦めてもらうけど、大丈夫かな?」
 
おい待てふざけるな。
 
警B、ナイフを写真に撮って、どこかに転送。
 
警B「自衛隊で、ナイフ格闘ってするの?」
「いえ、ほとんどしないです」
 
銃剣格闘はするがな。
 
警B「拳や銃が多いの?」
「銃が一番多いです」
 
警B  、無線でやりとり
「ええ、本人は釣り用と言っていますが、釣り竿は持っておりません。…ロック機能はついていません。軽犯罪法だと…」
「専門的な話をすると、そのナイフはロック機能がついてなくて、とても格闘には使えないですよ」
警B「あ? わかってるよ」
やべえ、怒らせた。
 
それにしても、もっと取り締まる対象はあるはずだ。そこの緑の看板の著作権法違反の店とか…
 
ここで警官C(メガネ)登場
 
警A「あれ、もう一人(ツーマンセルの相棒)は?」
警C「自分はたまたま近くにいたんで、来たのです」
 
来んなよ。
 
警C「サイフ見せてもらっていいですか?」
 
警C、デュエリストの証であるコナミIDカードが珍しいのか、少し見る。
 
俺は「早く開放しろ」の催促のつもりで、警Bを見る。
 
警B「今、確認中などで、もうちょっとお待ちください」
 
なんの確認中だ?
 
警A「自衛官だから、一応大丈夫だと思うけど、一応ね」
 
どんな世界観だ?
 
警A「自衛隊の人も、たまに職質するけど」
 
ああ、ミリショップ多いもんな、アキバ。
 
警A「実に協力的に、悪気なくナイフ見せてくれるんだけど、やっぱりこうゆうものって、あまり持たないほうがいいからね。ほら、昔通り魔があったし。上官から、あんまり持ち歩かないように言われてない?」
「特には」
警C「(自衛隊の)身分証明書はないの?」
「さすがに今は持ってないです」
警C「職質する自衛官は、よく持っているけどな」
警A「ほら、予備の人だから…」
 
その後 、確認の返事はこず、バスの時間は迫る。
 
警A「うーん、中隊長に来てもらおうか?」
 
なんでそんな大ごとに?
 
その後、警Aが関西出身であることなど、バスの時間に比べたら重要性は遥かに低い世間話などを聞いて、時間が過ぎる。
 
警A「釣りに行くときは、こうゆうの持っていいと思うよ。でも、それ以外では、持ったら行けないと思うよ。昔秋葉原で通り魔が」
 
この話はさっきもしたな。
 
警C「釣りざおは?」
「岩手で買う予定です」
 
この説明も二度目だよ。
 
警A「もう一度荷物確認していい?」
 
これは四回目… 再び路上にさらされる服、pspvita、朝食予定のハムクロワッサン。
 
 
 
警A「でもこれ、本当に護身用じゃない?  東京は危ないって言って、持ち歩く人がいるんだよ」 
 
「そのナイフ使うぐらいなら、素直に素手で行くわ!」
 
相良宗介も「フルメタふもっふ」で言っている。ロック機能のないナイフは、相手の指で閉じる可能性があると。
 
 
 
ここで、中隊長登場。
 
「うん、ロック機能はなし。どこに入ってたの?」
警A「このケースの中です」
「ああ、釣り針とか重りと一緒に入ってたわけか。
 それにしても、上官から、お触れ、が出てなかった? ナイフは持ち歩かないようにって」
 
「予備なんでそこまで徹底されていません」
 
「もうそのまま行っていただいて大丈夫ですよ」
警A「よかったねえ、バスの時間に間に合って」
 
くそ、他人事みたいに。
 
「もう警察に、見つからないようにしないといけないよ。ほら、リュックのそこに隠して」
 
今に見てろよ。再び226事件が起こり、軍人による政治が復活した暁には、お前ら全員伊豆諸島に左遷してやるからな。それで、ナイフを持った釣り人に毎日職質するのだ。
 
「ご協力ありがとうございました」
「お手数おかけしました」
 
 
結論:秋葉原の警官は、ヒマなので警戒すべし
 
それにしても、俺のVICTORINOXのナイフはどこへ行ったんだ… あれの缶切りがないと、ご飯のおかずが食べれないぞ…
 
 

1 件のコメント:

  1. 俺はアメリカの日本の非公式民兵部隊にいた広汎生発達障害者ですが、あんたバカか、そりゃあ違反になるよな警察うるせーから、俺も民兵辞めたときに持ち歩いてたナイフは没収されたよ笑、

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